【よう的!簿記経理講座】その② 何故私がシステムに詳しいか&仕訳を入れる準備をしよう-2

こんにちは、簿記2級持ち、会計ソフトに変に詳しい よう です。
簿記知識と会計ソフトの操作実務を、家計簿をつけることで身に着けよう
よう的 簿記経理講座 第2回目をお送りします。
しかし、私がどういう人間で、なんで簿記経理を好きで変に詳しいのか
少し説明したいなと思います。
面倒な方は飛ばしてOKです。
改めて、私の経歴(FP関係は一切ない)
知識は前職で蓄えたけど…
私は、16年税理士事務所が使うシステムの会社で働いていました。
そこで、システムの使い方を税理士、税理士事務所で働く人に教える仕事をしていました。
なので、処理のセオリー、理由、処理方法、だけは
詳しくならないと説明できないので
会社で用意されたサンプルデータを使って処理をしたり
クライアントの希望してる処理に基づいた実験データを自分で用意して実験したり
とにかく、実務経験にはならないのに詳しさだけが積みあがっていくような仕事でした。
覚える範囲も、会計・経理の処理だけにとどまらず
法人税関連・消費税・給与計算・年末調整・相続税、と、とにかく幅広い。
手入力操作以外にも、入力効率化の機能も覚えたり。
あとは、他社のシステムにも少し携わります。
乗り換え、併用、なんでもござれで、各社の仕訳や固定資産、年末調整のcsvデータを
どれくらい見たことか…!
でも、なんの経験にもならないんです。
税理士事務所だけでなく、顧問先である企業・個人事業主のソフトも詳しくなる必要があり
全部、初期導入~運用までの流れや必要な情報について一通り習得しました。
でも、世間的にはなんの経験にもならないんです。
独特なソフトの操作を習得してるだけ。
身につけた知識は、外では評価されないんです。
転職は理想的に出来た
今は、運よく転職ができて、経理・労務代行サービスを提供している会社の営業になれました。
今までの知識を活用しつつ、営業の経験を積めます。
(しかも在宅勤務ができる。憧れ)
そして副業OKなので、そちらでは、前職のツテで自分に何ができるか
理解している方から、毎月の経理処理のご依頼をもらい、今に至ります。
経理業務にかかわる営業経験と、経理実務経験を並行して積めるようになりました。
前職の経験は、転職先ですごく役に立っています。
でも、履歴書や職務経歴書からは読み取りにくいみたいで
唯一、今の会社の採用担当者が見出して拾ってくれました。
なんでアラフォーを採用してもらえたんだろう?と、思って
入社してしばらくたって教えてもらったのは
「職務経歴書から、この人は仕事のすべてを全部自分事だと思って取り組める人だと思った」
ということでした。
もちろん、経理や労務の知識も評価してもらっていますが、私より実務経験が多い人からも応募はあったと思うのですが総合的にとてもマッチしたみたいでした。
ある転職エージェントには、応募を30件して、内定1つもらえるかどうかだから
とにかくたくさん応募してください!っていわれたけど
希望しない仕事には応募しなかった。
アラフォーで転職するには、理想を追おうと思ったのです。
結果としては、いろんなエージェントや転職サービスで十数社応募して
書類で結構落ちたけど、面接4回して1内定、1は今の会社が決まったから最終面接辞退して
2は、面接後にもう内定決まったから、と落ちました。
でも、内定もらったところ以外は妥協して応募したので落ちてよかった。
(というか内定しても転職しなかったかも)
それくらい、今の職場は理想的。
運もよかったかもしれないけど、使った転職サービスとの相性もありそう。
エージェントの方とは5人くらいお話ししたけど
一番相性がよかったと感じたところで理想の転職ゲットでした。
でも応募30は多すぎんか?と思った。
この人は内定もらえたサービスとは別のエージェント。
DODAのサイトに、応募数とか書類通過率が書いてあるサイトがあったから見てみたけど
全然30とか書いてないんだが。
実際どうなんだろう?
経歴まとめと経理人材採用難について
ということで、前職では経理ソフト、処理のセオリー、効率化等の知識を積上げ
現職では、営業として、色々なソフトをどう使うかを話したりしてます。
(特定のシステムは推さない)
そして前職・現職を通して感じるのは
「経理人材」の採用しづらさです。
雇いたい人材とのギャップだったり
チャレンジ採用しても成功するとは限らなかったり。
(ていうか失敗することが多い)
こんな話を聞きます
例1)経理の知識は豊富で簿記資格はあるが、入力ソフトの使い方が理解できず2ヶ月で退職
例2)PCスキルがあるから経理未経験で採用したけど、簿記の考え方が理解できず生産性が上がらない
(退職したり、結局別の仕事をしてもらうことに)
例3)若干の経理経験があるということで採用したが、依頼したい業務が難しくて理解できなくて退職
こんな感じなんです。
ここに、簿記資格を持ってる、実務経験がないけど、自分で家計簿をわざわざ会計ソフトを使って
自分で初期設定とかをやって
諸口仕訳入れてたり、わざわざ未払金を立てて消込して管理してます、なんて人が来たら
結構喜ばれるんじゃないかなって思うんです。
狙う求人は、チャレンジ採用枠ではありますが、もし自信がなかったら
単発の経理のお仕事もチャレンジしてみていいと思います。
副業探しはここから(本筋には関係ないので興味ある人だけタップして)
経理系の副業が探せそうなサイト、3つあったので貼っておきます。
まずは少量のお仕事から引き受けてみましょう。
作業単価で、最初は経験詰むためだと思って安めにしておくといいでしょう。
同じ作業単価で提示してる経験者がいたら負けますからね…!
クラウドソーシング・在宅ワーク【Craudia(クラウディア)】
※「経理」で検索すると出てくる。「仕訳」だと出てこない
自分に合った副業が見つかりそう。スキルコンシェルジュ
※実際にフリーランスで活躍している人がサポートしてお仕事を見つけてくれるらしい
※事務の案件があるって書いてあったけど実態は不明。でも仕事を探すサポートはしてくれそう
老舗で人気なクラウドワークス
※ここは有名すぎるくらい有名です。「仕訳」で検索すると仕事がヒットしました
会計ソフトの利用準備 科目を編集しよう
準備の概要
さて、私の経歴にお付き合いいただいた方はありがとうございました。
早速本題の会計ソフトの処理に行きます。
会計ソフトを使用する準備は、やることがいろいろありますが
簡単に言うと
- 科目を見たい内容に合わせて整える
- 必要なら、補助科目を利用する *補助は簿記試験にはない考え方かも?
- 各科目や補助の残高を登録する
という3つの作業をしないと、仕訳を入れても、お金の状態を正しく把握できないわけです。
例えば、売上の種類が5種類ある会社でちゃんと5種類ずつ把握したい場合は
それぞれの売上の科目を作っておけば把握できますし、名前をそれぞれ
「○○売上」ってしておけば把握しやすいですよね。
でも売上高、で全部入れてたら試算表や決算書で把握できないわけです。
(だが、この管理のセオリーを覆す、freeeという会計ソフトもある。時間があれば触れたい)
次に、補助は科目の内訳を設定するものです。
上記のように科目を分けて管理するまでもないんだけど、内訳は把握しておかなければならない時に使うことが多いです。
よく使うのは、普通預金とかに、A銀行、B銀行ごとに分けて管理する、とか
未払金に、Aカード、Bカードと分けて管理するとかですね。
先の項目で、実際にカードや預金で把握する練習をしてみます。
そして残高。
スタート時点の金額が、当たり前だけど最初は0円なので
そこから足し引きしても何にもわかりません。
なので、どういう内容で把握したいか、科目と補助を整えてから
残高を設定して、入力スタート!という処理の流れになります。
さて、各ソフトの科目を編集する画面はどんな感じでしょうか?
私も初めて開くので、3つに対して細かく説明する前に、比較してみたいと思います。
各ソフトでの科目設定画面の比較
①マネーフォワード

②やよいの白色申告

③フリーウェイLite

一つ言えるのは
同じことをやるだけなのに画面が違いすぎるんだよ!!
ってことです。
不思議ですよねー。
今回はなるべくお金をかけずに勉強してほしい!と思い
無料のソフトを使って案内をしていますが
世の中に、会計ソフトは無数にあります。
そのソフトの数だけ、画面や操作方法がちょっとずつ違うのです。
どれを使っているかは企業次第ですので転職して
行く先々で会計ソフトが違うってことが往々にしてあります。
素早く新しいソフトに慣れることも、仕事の一つになってきます。
マネーフォワードと弥生は、直感で何とかできそう。
フリーウェイは入り口を探すのが大変そう。というのが
ぱっとやってみたイメージです。
でも、今回やりたい、簿記知識と会計ソフトを結びつけることに
一番近づけるのはフリーウェイっぽい。
有料プラン使えるなら、マネーフォワードや弥生を触ってほしいですけどね。
でもまずは、知識を蓄えることが大事。
ソフトの特性とか、紹介していくので掴んでいくことからやりましょう!
ではここからは各ソフトで実際に設定をしていきます。
家計簿を作るのに、通常の企業や自営業者と同じ科目では
全然状態が把握できない!!わけです。
ある意味、めちゃくちゃたくさん科目編集が必要です。
頑張っていきましょう!
共通の例題 どこをどう設定するのか
3つそれぞれの設定に行く前に、課題を記載しておきます。
もちろん、使えるものになってほしいので家庭によって事情も違いましょう。
なので、適宜アレンジは必要ですが、最低限、ここはやっておこう!という
例題を記載します。
<例題>下記の条件で科目を設定してみます
- 現金は、作業する本人のお財布で練習。もしほかの家族の現金も管理したい場合は補助か科目で分ける。
- 預金は、2つ以上普通預金口座がある場合は、普通預金に補助を付けて口座ごとに管理する。
1つしか普通預金口座がない場合は、科目の名前を銀行の名前に変えてもよい。
定期預金や積立預金は、科目の属性が違うので分けて管理する。
(標準科目の科目の中にあるのでそれを使用) - クレジットカードは未払金を使用。カードの枚数分だけ補助で管理。
科目名を「カード」にしてみよう。 - 売上高は家計簿に存在しないので、ご家庭の収入源の名前に変える(例:給料)
- 仕入のところは、企業における売上の原価(小売業等が使う、卸仕入など)になるが
ご家庭でそれはないので、例えば給料の場合は、給料から引かれている社会保険料などを
設定して、税金等が引かれる前の金額と、引かれた後の手取りそれぞれを科目で把握できるようにする。 - 一般管理費の科目(簿記でいう、水道光熱費や支払手数料など)は、家計簿として把握したい金額の
名前に変えよう。
例)食費、日用品費、習い事、家族へ渡しているお小遣い、等。水道光熱費はそのまま使えるが
ガス・電気・水道、で分けたい場合は科目を分ける or 補助で管理もOK
上記を、各会計システムそれぞれで設定してみましょう!
科目の設定と補助の設定は画面が分かれている場合があるので、分かれていた場合は
補助の設定は次回記事で紹介します。
マネーフォワードの場合
せっかくなので、通常入力用画面で設定しよう!!
左のメニューから、各種設定→「勘定科目」を選びます。

あとは、課題通りに、勘定科目名を変えていくだけです。
資産・負債科目と、損益科目の画面が分かれているので
上にある「貸借対照表」「損益計算書」で切り替えます。
やよいの白色申告の場合
画面左下の方にある「設定メニュー」をクリックすると、メニューが伸びて
「科目の設定」が出てきます。

でも、実は、個人の確定申告用なので、編集できるところがすっごく少ないのです。
個人の確定申告で使う青色決算書の項目は印字されて固定されてるので、編集できるのは
- 預金
- 固定資産
- 負債
- 売上/仕入
上記4つの追加(既存科目は名前を変えられない)と
経費科目の追加訂正です(グレーのところは触れない)

なので、可能な範囲で課題に沿って変えていきましょう。
フリーウェイ会計Liteの場合
ソフトを起動したら「マスタ」→「科目マスタ」を選びます。

どこの科目を変えるのか聞いてくるので、前回作ったファイルの科目を変えるため
4 会計データの科目登録 をクリックします。

作ったデータが出てくるので「選択」を押す。

たーーくさん科目があるので
好きにしてください・・・!!一番自由度が高い。
ちなみに、補助の設定はここにはないのです…悲しい。

ちなみに、名前の訂正はダブルクリックで、訂正が終わったら
Enterを押さないと先に進めない。
そして、略名称と正式名称を直さないと、印刷と入力で名前が違うとかになるから
要注意。
さぁどうでしょう。準備できましたでしょうか?
では補助設定が同じ画面になかったソフトについては
次回の補助を設定する記事でご紹介します。
お疲れ様でした!









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